ジュニアNISAって必要?

ファイナンシャルプランニング

ども。雇われ課長です。

私は独身です。なので本日のお題に直接ご縁がありません。

でも、これまで投資をしてきた中で、これだけはなんか引っかかるので言わせてください。

「ジュニアNISA」ってどうなの?

この制度がなんかモヤモヤするので、私が今時点で理解している知識で好き勝手に語ります。

 

ジュニアNISAの目的は、親が子供の将来の資産を「投資」によって作る。というものと理解しています。

金融庁のHPによると⬇︎

 

難しい話は置いといて、メリットとして投資益が5年間非課税になる事です。

気になるのは赤丸投資可能期間が2023年までという部分と、

18歳までは払い出し制限ありという部分です。

当然2023年以後も投資は続けられますが、ジュニアNISAのメリットを受けるのは2023年で一旦終了です。

(延長はあるかもですが・・・)

 

確定拠出年金と違い、NISAもジュニアNISAも銘柄選定の自由度が高いです。

自由度が高いという事は、運用する個人の手腕で非常に大きな差が生まれると言えます。

下記図は、私が長期投資をする決め手になった、S&P500の年率リターンのちらばりです。

過去のものとはいえ、一つの指針となるものだと思っています。

ウェルスナビ内の記事より引用

 

同じ銘柄を持ち続けて、長期になればなるほど、元本割れするリスクが少ない事を示しています。

この例は「S&P500指数」という株の銘柄に投資しているのと同意です。

S&P500指数の過去成績を見ると、

ファイナンシャルスターより引用

 

暴落を何度か経験しながらも、まあ見事な成長です。

これだけの成長を遂げているS&P500指数でさえ、短い運用期間だと、元本割れリスクがありました。

例えば2007年に始めたとして、5年後の2012年時点では見事なまでに元本割れです。

 

これから先どれだけの金融危機が起きるか分かりません。運用している間ずっと低迷するかもしれません。

子供が成人するまでの時間が短いと、その分元本割れリスクも高いということです。

 

18歳から払出可能ということは、積立投資で子供の大学資金作りを!みたいな雰囲気を感じます。

多くの人は子供が18歳になった時点で売却し、払い出そうとするのではないでしょうか?

というかそれを見越して始めるのではないでしょうか?

上記の歴史を振り返ると、0歳から始める18年間と、15歳から始める3年間では、運用リスクに大きな差が生まれます。

投資する銘柄にもよるので、S&P500連動ETFを選択するとも限りません。

むしろ悩まずS&P500指数に集中投資するわけがありません。

そう考えると、投資益を出した状態で売り抜けられる人はどれだけいるのでしょうか?

 

この制度を聞いた私が仮に「投資を知らない、ただの子供想いのお父さん」だとすると、

ジュニアNISAなんだから、子供のための資金作りでしょ?

5年間の非課税枠いっぱい使って、貯金感覚で投資益を積み上げて、子供の大学資金にしよー!

投資だから元本割れリスクはあるものの、国が勧めている制度なのだから、ゆーてもある程度は利益出るでしょ?

なんて解釈をしてしまいそうです。

 

私は上の図と自らの経験により、投資で税制メリットが効くレベルの利益を生む事の難しさが痛いほど分かっています。

NISAにも言える事ですが、もはや税制メリットなんぞの恩恵さえ受けられるのかも謎です。

もちろん0歳から積み立てたら18年です。長期投資の恩恵は受けられる可能性があります。

18歳になってからも通常NISAに移行して運用を続けることも可能です。

しかし上記のお父さん程度の金融リテラシーで運用すると、下記のような結果にならないとも言えません。

 

作戦・・・将来有望な株に投資して、投資益稼ぐぞ。

結果・・・元本割れしたまま売却。結果的に資産を時間かけて溶かしただけ。

そもそも給与以外の所得がなくて、投資益20万までは実質非課税です。仮に配当があったとしても、税額は微々たるものです。

毎年それ以上の成績を想定しているのでしょうか?いやー。無理っしょ・・・買付は年間80万が限度ですからねえ。

 

作戦・・・投資のことは良くわからないから、投資信託に任せよう。

結果・・・非課税期間終了後に手数料発生。運用成績も微妙のまま子供にパス。

長期投資目的だと、投資する時点での投資信託選定を間違えると、時間と手数料の無駄になっちゃいます。

適切な投資信託なんて誰も教えてくれません。元々短期で頻繁に入れ替える性質の商品でないので、考えずに始めると色々後悔しそうです。

 

仮に18歳以後も運用を続けるとしても・・・

作戦・・・2023年以降は子供にパスして、運用させよう

結果・・・売却して、生活費と遊びで消えました。サーセン。

20代そこそこの若者がまともに運用出来るとは思いません。存在さえ知らない方が良いのでは?

 

私がモヤモヤする原因分かりました!

要するに、利益出る前提でお話進んでません?

加えて子供に対して、その資産の使い道を教育する自信ありますか?

 

本来の長期投資の優位性と、NISAの税制メリットがごっちゃになった良く分からない制度な感じがするんです。

日本人の金融リテラシーの低さへの配慮が感じられません。

 

という事で、雇われ課長的には、

子供のための資産作りを目的とするのであれば、

子供が18歳〜20歳になるまでは、貯金or債券で着実に殖やす。

18歳時点で一度精算し、大学資金に充てる。

こっそりNISA口座を開設して運用開始。

同時に投資を学び、経済情勢を注視し、投資すべき対象をじっくり考え、ポートフォリオを確定。

子供の成人後も子供の知らないところで積立運用を続ける。

子供が30代になり資産運用の大事さが分かってきた頃にパス。

 

という結果に落ち着きました。

税制メリットは魅力的ではありますが、投資対象の評価額そのものが目減りしていては何の効果も無いと考えます。

何れにせよ長期投資に手を出すのであれば、投資そのものの勉強から始める事をオススメします。

子供いないから、偉そうなこと言えませんので、自己判断でお願いします。

 

お疲れ様でした。

 

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